ご家族のご紹介で良和堂治療室に

いらっしゃってから１～２ヶ月に１回程度、

治療に見えられる40代男性のクライアントさん。

いつものように左の肩と首がつらく、

時々頭痛もしているとのこと。

首の付け根辺りを触るとガチガチに

硬くなっていて痛みがある、

いわゆる「凝っている」状態です。

上半身を少し左に倒して右にねじった姿勢で

もう一度同じ所を触ってみると

今度は先ほどのような硬さはなく、

痛みもかなり軽くなるようです。

つまりこの方の場合、

筋肉バランス的には上半身が左に倒れ、

右にねじれた状態なのに

それを真っ直ぐにしていることで、

首の付け根部分に「凝り」がある状態に

なっていると考えて良さそうです。

そしてその影響で横隔膜の付近が

緊張で硬くなり、胸だけの浅い呼吸しか

出来ないために軽い酸欠状態から

頭痛が起きていると考えられます。

左前方に外れてしまっている重心を

刺さない鍼のツボ刺激で中心に戻し、

整体手技で横隔膜付近をゆるめて

楽に深い腹式呼吸が出来る状態にすると

血色がよくなり、視界が明るくなって

頭もすっきりしたとのこと。

身体の軸が真っ直ぐになることで

首、肩の「凝り」もなくなっています。

いつもありがとうございます。